あれこれ。

不妊治療・妊娠・出産・子育て。基本的に自分のための備忘録です。

FLC 流産手術

朝10時、来院。

割とすぐに検診が始まり、もう一度だけ赤ちゃんが同じ状態であることを確認。

モニターを見ると、まだ赤ちゃんがしっかりお腹の中ですやすや眠っているよう。

形もしっかり2頭身にまで成長しており、生きていないようには見えないよ。

 

姿を見ていたら、また涙がでてきた。

 

子宮までの道を広げるため、スポンジを入れるんだけど、その前の消毒からグリグリ痛くて、もう消毒前から麻酔をかけて眠らせて欲しかった・・・

 

スポンジが広がるまで2時間ほど安静室でゴロゴロ休憩。

 

トイレを済ませ、点滴を打たれるといよいよ手術台に呼ばれます。

点滴に麻酔を混ぜると、血管の中を麻酔が駆け巡る感じがわかります。

麻酔が通っているところがビリビリ!とするのです。

 

7年前の手術では3秒も数えてられなかったけど、今回は7まで数えていたそう。

 

そして以前は、掻爬(ソウハ)術という方法で行ったけど、最近はまた技術も進んで、より優しい方法「手動真空吸引法(MVA)」を行いました。どちらの方法もメリットデメリットあるみたいだけど、現在の日本で最も安全で負担が少ないと考えられるそう。

 

手術の時間は10−15分。しかし私、処置中に朦朧としつつも起きてしまい、起きた瞬間からうわぁぁぁ〜と大泣きだった。それは痛かったからなのか、赤ちゃんがいなくなるのが悲しかったからなのか、今となってはわからない・・・

 

以前の手術では気がついたらベッドの上にいて、2−3時間は深く眠っていたのにな。

起きたらなんだかとってもお腹が痛くて、湯たんぽで温めてもらったのも覚えてる。

 

今回は手術台で目が覚め、そのまま自分の足で歩いて、安静室に戻るスタイルだった。

しばらく休んで、出血と排尿の確認をし、クッキーやジュースが飲み食いできるか確認したら、待合室に戻ります。

 

痛み止めは飲んだけど、そんなに痛みもなく、少し休んで着替えました。

 

その後ふたたび診察して、ドクターとお話して終わりだけど、なんだかんだ17時くらいまでかかってしまい、1日コースでした。

 

赤ちゃんは検査に出すことにしました。本当に染色体異常だったのか、母体に問題があったのか、一応明らかにすることで、次へのステップに繋げていけたらと思ったからです。

(保険外だから高いけど・・・)

 

2週間後、子宮に遺残物が何も残ってないことを確認しに診察です。

まだ胸が苦しいけど、お腹からバイバイしたことで、切り替えができそうな気もします。

本当にありがとね、また来てね。

そんなことしか言えないけど・・・

 

今回は1ヶ月は無理だし、もう少し早くメンタル回復できそうなので、1週間のお休みをもらって復帰したいと思います。仕事の仲間たちにも感謝です!

 

<本日のお会計>点数/回数ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

再診 73/1

明細書発行体制等加算 1/1

薬剤情報提供料 10/1

メチルエルゴメトリンマイレン酸塩錠0.125mg 3錠 3/5

セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg「サワイ」3錠 8/2

調剤料(内服薬・浸煎薬・屯服薬)11/1

ロキソプロフェンNa錠「サワイ」1錠 1/1

処方料 42/1

流産手術(妊娠11週まで)(手動真空吸引法)4000/1

静脈麻酔(十分な体制で行われる長時間のもの)(単純)600/1

プロポフォール1%静注20ml「ファイザー」200mg 1管

ラクテック注 500ml 1袋 78/1

病理診断料 150/1

T-M(組織切片)1臓器 860/1

経皮的動脈血酸素飽和度測定 30/1

呼吸心拍監視11分 50/1

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再診料 74点

医学管理等 10点

検査 80点

投薬 85点

手術 4000点

麻酔 678点

病理診断 1010点

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合計 59,370円

負担額 17,810円!

 

<保険外負担>

+流産胎児染色体検査 77,000円

+院内診断書 3,300円

 

<これまでの累計>

973,217円