あれこれ。

不妊治療・妊娠・出産・子育て。基本的に自分のための備忘録です。

FLC 3周期目 採卵

いよいよ採卵日。

2ヶ月前に撃沈してから、卵の質をあげる活動を頑張ってきました。

結果については、採卵してみないとわかりません。

 

流れについては2ヶ月前と一緒。

 

朝8時半すぎに検体を提出し、9時前には安静室に案内してくれました。

着替えて、準備万端。

まだ暖房で部屋が暖まりきっていなく、緊張も相まって、さぶい・・・

 

相変わらず、ここの看護師さんは優しく、丁寧に行っていることを説明しながら、

痛みを感じる瞬間は手を握ってくださった。私も遠慮なく握り返した(笑)

 

前回は採卵1つだったので、麻酔も1回チクーとし、時間もあっとゆうまだったけど、

今回6個採卵できるとのことで、数回の針で、やはり痛かった(涙)

 

モニターで小さな丸(卵)が吸い取られていくのが見える。

いろいろ世間話も入れてくれて、気が紛れた。

加藤と比べて規模も小さいせいか、スタッフのあったかさは泣けます。

 

出産時が何倍も壮絶だったから、これくらいなんのその!なはずなのに、何回やっても手術台にのりお腹の中をぐりぐりするのは慣れないもの。

全部で25分くらいで終わり、安静室に戻りました。

 

今回は痛み止めが効くまで、お菓子など食べる気になれず、横になっていました。

3−40分休ませてもらって、待合室に。

 

その後すぐに、培養士さんのお話。

フレンドリーな感じで質問しやすい培養士さんで安心しました。

結果、

 

MII(成熟)卵 4つ

MI(未熟)卵 2つ

 

取れました。MIの未熟卵に関しては当日成熟してくる可能性もあるし、そうならない場合もある。成熟してこないと精子を受け入れる体勢にならないので受精自体しないそう。

 

3年ほど前の加藤レディースでの媒精方法についていくつか質問されました。

こちらの培養士さんはKLC出身の方がオープニングしているそうで、考え方や説明は少し加藤よりになるかもしれません。

 

あと過去の成功例はやはり本人に合っている方法とまずは考えられるので、以前「ふりかけ」で妊娠に至っているので今回も同じ方法で行くのがいいかもしれないとのこと。

 

いままで妊娠したことのない場合や、前回ふりかけても精子卵子に入っていかない受精障害があった場合は、顕微授精もチョイスに入ってきて、採卵で卵が数個とれた場合は、「ふりかけ」と「顕微」半々でお勧めすることが多いそう。

 

今回私の場合どうするか・・・

 

受精率はふりかけ72%。顕微95%。

分割率は両方とも98%。

胚盤胞(胎児になる部分と胎盤になる部分に分かれた状態)までいく確率は受精率と反転し、ふりかけ67%。顕微40%。

 

この成績をみて、過去の自分の成功例と良好な卵まで育てるとの観点から、全部ふりかけでいくことに決めました!

 

ちなみに顕微をやると、卵1つだと64,000円。2〜4個だと75,000円・・・

とまた料金がかかるそうです。

 

どんな組み合わせでも対応可能とのことですが、全てが可能性の中での話で、決めるのは難しいですね。元気に育っていってくれることを、祈るしかあとはありません。

 

その後院長の話。

 

6個取れたので、凍結はしていきますが、卵をどこまで育ててからお腹に戻すか・・・というさらなるチョイスをしなければなりませんでした。

 

分割の途中(3、4日後)の卵を凍らせるか胚盤胞(6日後くらい)まで育ててから凍らせるか・・・。

 

分割の途中で戻してお腹の中で胚盤胞まで行けば良いので分割の途中のものを戻すことが悪いわけではないそう。全部が全部胚盤胞まで育たないかもしれないので、分割途中のものを凍結すれば数は稼げるので・・・。

 

全部胚盤胞まで・・・とすると数は減るけど、残った卵は非常に強いもの。

 

どっちにしますか?!(もう何がいいんだかわかりません!!)

 

また過去の事例ですが、加藤では途中のものを新鮮杯移植して成功だったので、何個かは途中分割、何個かは胚盤胞まで・・・とミックス作戦をすることにしました。

 

とりあえず1つは途中分割で確保しておいて、残りは(キレイな卵)胚盤胞まで育てていく。

というふうにしてみます。

 

受精確認の電話、ドキドキしますね。

今日は私と分離し、病院で頑張っている卵たち(もう私の子供たちです)のことを思いながら、ゆっくりと過ごしたいと思います。

 

次の受診は生理3−5日目です。

 

<本日のお会計>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

局所麻酔 11000

セフカペンピボキシル塩酸塩錠6錠 660

処方料 462

調剤料 99

薬剤情報提供料 110

ロキソプロフェンNA錠60MG 22

採卵費用 143,000

5−10個 卵子調整・静液調整・媒精・培養費用(胚盤胞培養まで)147,400

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小計 302,753円 

 

<旦那さん>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

精液検査 2200

診察料 1320

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小計 3,520円

 

合計 306,273円 也〜〜〜〜

 

<これまでの累計>

531,147円