NIPT 出生前診断
妊娠12週〜13週あたりで受けれる、胎児の染色体異常などを調べる検査です。
検査を受けるべきかかなり迷いました。
もし何かの異常が発見されて、それでも産むと言い切れるだろうか。
人それぞれ、環境も違う、考え方も違う、だから正解はないのですが、自分のなかで考えがまとまっていないと、結果を受け入れるときがとてつもなく困難になるでしょう。
一人目の妊娠時はNIPTも他の出生前診断も受けませんでした。
そのときは一人目ということで何がなんでも産みたいという気持ちと、まだ若かった?ので、疾患をもって生まれる可能性が今より低かったということが理由です。
今回は40歳という年齢と、これまでに染色体異常が原因の流産を数回経験しているということ、一人目の育児があり結果次第では今回の妊娠をあきらめなくてはいけなくなるだろうと思ったことがNIPTを受ける動機となりました。
こんなふうに冷静に判断はしたものの、もしももしも・・・と考え、悪夢をみたり、眠れなくなったり、検査当日まで不安な日を過ごしたのはいうまでもなく・・・
いよいよ13週0日になり、西船橋こうのとりクリニックの門を叩きました。
昨年オープンしたばかりの胎児治療や胎児診断を専門にやられているクリニックです。
普通の婦人科もやっていますが、アフターピルなどの24時間処方などもやっており、望まない妊娠をしてしまった人の駆け込み寺的なところもあるのか、看板は立てずにひっそりとビルの中に存在します。
予約をいれていても待たされる病院は多いですが、こちらは予約時間からほとんど待つことなく呼んでいただけました。
まずは、超音波での検査。
お腹での超音波は今回の妊娠ではお初です。
いつも以上に緊張しました。
いろいろ先生とお話してから検査にはいると思いきや、詳しいカウンセリングや問診なくいきなり始まりました。先生は落ち着いた印象でしたが、とにかく声が小さく、ちょっとした物音でかき消されてしまうほど・・・何回も聞き返したけど、全然声を大きくしようとはしてくれませんでした。
とりあえず耳をかっぽじって頑張って聞き取れたことをメモします・・・
・ダウン症の浮腫といわれる部分の浮腫はない (NT0.4mm)
・胎児の頭の中正常で、大きさもちょうどいい(BPD 24.0mm)
・顔の異常もなさそう(口唇裂など)
・鼻の骨しっかりある
・心臓の音キレイですね
・内蔵系も異常なし(腎臓、腸、肝臓)
・背骨など骨も正常
・指正常
・赤ちゃん自身が動いているのが見えますね
以上が超音波検査でした。ほんっとに先生の声!聞こえないです!!!
私「顔の異常?」
先生「口唇裂とかですね〜」
私「コウシンレツ?」
ってきいたらそれを説明しますよね。
でも先生は「はい、口唇裂はないですね〜」としか言わず。
評判良いから来てみたけど、結構これがストレスでした。
とりあえず超音波からわかる範囲では異常はなさそうということで、モヤモヤは忘れて一旦喜ぼう・・・
その後NIPTの血液検査をするかどうかを決めます。
ここのクリニックでは3割の人が超音波で安心して帰っていくそうで、7割の人が血液検査もしていくみたいです。
超音波で染色体異常の大部分を推測することが可能だそうで、13、18トリソミー、タナー症候群はぱっと見で判断できるそう。ただ21トリソミー(ダウン症)は心臓の動きが正常で首のむくみもない場合があり見落とすことがあるみたい。そこの部分を補うかどうか。
先生に今までの流産歴を話すと、
・15トリソミーはだいたい11週までに流産し、5週とか早い時点の流産は1番とか大きい染色体異常にあたるもの
・そして今回ここまで元気に来ているので、そういった大きな染色体異常の可能性はもうない
・あとは症状が軽いものだけ調べれば、問題はないと思います
とのことだった。
ここまで来たから、そこの部分も補って検査して少しでも安心して出産に挑みたいと思ったので、やはりNIPTに進むことにしました。先生も、基本的に「陰性を確認するためのもので陽性で返ってくる可能性は非常に低いと思います」と。
なので基本検査の「13,18,21トリソミー+性別判定」を選択し、採血をしました。
性別判断は特に知りたくない場合でもデフォルトで記載されて伏せることはできないそうです。旦那は知りたいような、まだ楽しみにしていたいような〜という雰囲気だったけど、結果を私ひとりにみられるのは嫌みたいなので、結果は一緒に開けてみたいと思います。
きっと男の子だろう(笑)。
<本日のお会計>
100,000円(現金か振込のみ)
<これまでの累計>
123,830 円